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ジュニア・ジャパン 豪州遠征初勝利ならず! レッズU20に敗れる

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 20歳以下の選手でチームを編成してオーストラリアで強化を行っているジュニア・ジャパンは14日、ブリスベン郊外のバリモアスタジアムでレッズU20(クイーンズランドU20)と対戦し、26-40で敗れた。
 ジュニア・ジャパンは同国で開催されている「IRB パシフィックラグビーカップ 2014」(PRC)でフォースAとレッズAにも苦汁をなめさせられており、これで3連敗となった。

 前半2分にCTB森谷圭介(帝京大)のトライで先制したジュニア・ジャパンだったが、南半球スーパーラグビーで優勝したことがあるレッズの次世代スターたちに次々とゴールラインを割られ、後半8分までに7-35と大差をつけられた。その後、FB尾崎晟也(伏見工業高)、CTB森谷、PR渡邉隆之(東海大)がトライを奪い返して9点差まで縮めたが、終盤に追加点をあげられ、オーストラリア遠征での初勝利とはならなかった。

「勝てた試合だと思う」と沢木敬介ヘッドコーチ。「相手に簡単にトライを取られすぎた。ファーストフェイズで(トライを)取られたのが3本あった。前半はレフリングに対応できず、シンビンが出たのが悔やまれる。チャンスの時に簡単なミスが続いた。ブレイクダウンでの球出しをもう一回レベルアップする必要がある。みんな確実にレベルアップしているので、あとは結果だけだ」と、選手たちにさらなる奮起を求めた。

 ゲームキャプテンを務めたSO松田力也(帝京大)も、ブレイクダウンでプレッシャーを受けて相手に流れがいってしまったことを反省し、「後半に立て続けに取られて我慢の時間が続いたが、その後に連続トライを取ることができて要所要所に良い部分もあった」とプラス面も口にした。この試合からキャプテンとして出場していることについては、「いろんな世代の年の差を感じさせないために、コミュニケーションをとって良いモデルとなれるように意識している」とコメント。そして、「(チームは)今まで良い準備をしているので、最終戦に向けて出し切りたい。一番良い試合ができるように良い準備をしていきたい」と力強く決意を述べた。

 帰国前最後の試合となるPRC第3戦(豪州遠征第4戦)は18日にゴールドコースト(ボンド大学)で行われる予定で、フィジー国内の優れた選手で編成されたフィジーウォリアーズと対戦する。


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