特に前半のスクラムは優勢だったU20日本代表
(Photo: World Rugby, Massimiliano Pratelli/Fotosportit)
(Photo: World Rugby, Massimiliano Pratelli/Fotosportit)
イタリアで開催されている「ワールドラグビー U20チャンピオンシップ 2015」は、現地時間6日に第2節の6試合がおこなわれ、プールAのU20日本代表はU20フランス代表に7-47で敗れた。これで今大会の通算成績は0勝2敗となった。
今年のU20シックスネーションズ(欧州6か国対抗戦)で準優勝だったフランスに対し、日本は最初の40分間を7-14と健闘した。開始3分でモールを押し込まれ、9分にはラインアウトからのサインプレーで2トライ目を奪われたが、日本はスクラムで何度もフランスを後退させ、17分にペナルティトライを獲得した。
ディフェンスでも奮闘し、わずか7点差でハーフタイムを迎える。
しかし後半、フランスはセットピースが安定し、日本に傾きかけていた流れを引き戻す。
46分(後半6分)、自陣深くでゴールラインを背にした日本は、NO8テビタ・タタフ(東海大1年)がラックでターンオーバーしたものの、奪い返したボールはインゴールにこぼれてフランス選手に押さえられ、失点してしまった。
61分には、敵陣でのラインアウトをスチールされてから中央突破を許し、ボールをつながれて点差が広がる。
勢いがついたフランスは63分、67分とトライを重ね、勝負を決めた。
日本は後半、テンポ良い継続ラグビーや、ラインアウトからのモールでゴールに迫るシーンがあったが、得点ならず。
終盤には自陣深くでパスを乱してフランスに7トライ目を奪われ、結果的に40点の大差がついた。
日本は10日、今大会で最大のターゲットにしているウェールズと対戦する。
<ワールドラグビー U20チャンピオンシップ 2015 プール戦結果>