オーストラリアに遠征しているジュニア・ジャパンは7日、ブリスベンのサンコープスタジアムで、「IRB パシフィックラグビーカップ 2014」(PRC)の第2戦としてレッズAと対戦し、7-81で敗れた。
ジュニア・ジャパンがゴールラインを越えたのは、後半20分のCTB岡田優輝(大阪桐蔭高3年)の1回のみ。守りでは、スーパーラグビーで優勝したことがあるレッズの2軍クラスのチームに13トライを奪われた。
ゲームキャプテンを務めたFL末永健雄(同志社大1年)は、「今日はディフェンスもアタックも我慢が足りなかった。トライチャンスがあっても、細かいミスが出てしまった。小さいところを修正する必要がある」と反省。それでも、スクラムには手応えを感じているようで、「次の試合は結果にこだわっていく」と雪辱を誓った。
沢木敬介ヘッドコーチは、大差はついたものの「FWは前回よりもファイトできていた」と評価。「第1戦に引き続き、スクラムはとても良くなっている」。しかしBKに対しては厳しく、「BKはスキルも(プレーの)判断も、このレベルのプレッシャーの中ではまだまだいいパフォーマンスを出せていない。その点を徹底して改善していく必要がある。やるからにはしっかり勝たなければいけないと思う」とコメントした。
4月に「IRB ジュニアワールドラグビートロフィー」を控えるU20日本代表の強化につなげるため、20歳以下の選手で編成されている今回のジュニア・ジャパンは、PRC2014の初戦ではフォースAに6-61で敗れており、通算0勝2敗となった。
14日にはバリモアスタジアム(ブリスベン)で、U20クイーンズランド州代表と対戦する。