ＷＳグラスゴーセブンズ　ＮＺ４冠目！　日本はシールド獲得ならず

　男子7人制代表の強豪が集う世界サーキット、「HSBC セブンズ ワールドシリーズ 2013－2014」の第8ラウンドが、5月3日から4日にかけてグラスゴー（スコットランド）で開催され、ニュージーランドが優勝した。初の決勝進出を果たしたカナダを54－7と圧倒したニュージーランドは、今季4冠目獲得で総合ポイントを大きく伸ばし、4季連続のシーズン優勝をほぼ確実にした。
　来季のコアチーム昇格（ワールドシリーズにフル参戦できる世界トップ15入り）を決め、今大会に招待チームとして参加した日本は、プール戦で全敗し、9～16位決定トーナメントの1回戦でアルゼンチンにも敗れたものの、13～16位決定トーナメントで延長の末にアメリカを19－14で下した。しかし、シールドトロフィーがかかった13・14位決定戦ではウエールズに12－29で惜敗している。
　地元のスコットランド代表は、2009年以来の準決勝進出。コアグループから降格の危機にあるスペインは、ライバルのポルトガルを破るなどしてこの大会で5ポイントを加算し、5月10～11日にロンドンで開催されるファイナルラウンドに望みをつないだ。