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【PNC】アームレスリングをしたいトンガ相手に、ジャパンは「プレー」貫く

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好天のニッパツ三ツ沢競技場で調整した日本代表


 明日(5月25日)パシフィック・ネーションズカップの初戦を戦う日本代表が、試合会場のニッパツ三ツ沢球技場で試合前日練習を行った。

 

 暑いくらいの好天の中で1時間ほど汗を流したこの日。明日も同様の陽気に恵まれると聞いてエディー・ジョーンズヘッドコーチは、「トンガはアームレスリングに持ち込みたいだろうが、日本はプレーをする。日本に適したグラウンド状態。日本が成功するためには、『こういうスタイル』というものをあらためて示したい」と語った。

 


 勝負のポイントとしていくつかの点を挙げた同HCは、「23人で集大成のプレーをするイメージ」とした。
 例えばスクラムなら、重く、ヒットの強い山下裕史でスタートし、仕事量の多い畠山健介でフィニッシュする。総キャップ約350のうち半分以上を占めるWTB小野澤宏時、NO8菊谷崇、LO大野均がチームに芯を通し、WTB藤田慶和ら若い力で爆発力を出す。
「ハレ・ティーポレ、ルア・ロコツイなど、相手を痛めつける選手が揃っているのがトンガです。(キャプテンの)ニリ・ラトゥにしても、反則すれすれのプレーを思い切りやってくるタイプ。たとえレフリーが(ギリギリの領域を)見てくれなくても、それに立ち向かう気持ち、強さが必要です」
 指揮官は、タフになりつつある選手たちの肉体とメンタリティーに期待する。

 


「ここ(三ツ沢)では大学(早大)時代の春カントー戦(関東学大)以来」と言うFB五郎丸歩は、アジア五カ国の相手から一気にレベルアップする相手との対戦に、「楽しみしかない」と笑った。
「いい状態で試合に臨めます。格上とやるときには、チャンスでは必ず得点して(自陣に)かえることが大事」
 自身のプレースキックでチームをリズムに乗せたいと意欲を見せた。


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