日本ラグビーフットボール協会の森喜朗会長
(撮影:K. Takenaka)
(撮影:K. Takenaka)
アジアラグビーフットボール協会(ARFU)の今年の「ARFUラグビースピリット賞」に、日本ラグビーフットボール協会の森喜朗会長(76歳)が選ばれた。12月8日、カンボジアの首都プノンペンで開かれたARFU理事会において表彰が行われ、徳増浩司・ARFU理事(日本協会理事)が代理でトロフィーを受け取ったと、日本協会が発表した。
森会長の受賞理由について、ARFUは「アジアで初のラグビーワールドカップ(RWC)開催に向けた招致活動に長年にわたって尽力し、RWC2019の日本招致に成功。さらに、今日までアジア地域のラグビーの発展のために多大なる貢献をしてきた」ことを挙げた。
ARFUアワード制度は、アジア地域におけるラグビー発展に貢献した個人や団体の功績を称えるため、2011年度に始まった。日本からは、2012年度に日本ラグビーフットボール協会の真下昇・副会長(当時)が「カールソン・リン」マッチオフィシャル賞を、同協会の岸田則子・女子委員会委員長が女子ラグビー普及賞を、それぞれ受賞している。